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2017/10/06/Fri
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今できること・できていること 【インゾーネさんのイベントに出店してきました】













私は今なにをしているのだろう。何のためにこれをやっているのだろうか。そんな葛藤は人生においてことあるごとにやってきますよね。

何かを始める前に絶対の軸があれば、立ち戻ることで意味や意義を再確認できますし新たな発見があるかもしれません。



私にとってはそれが人やモノとの出会い、そしてその出会いを誰かに届けること。それに喜びを感じますし、自分がこれは良いと思っているモノを相手に伝えることにも自信があります。その評判もなかなかどうして。



今回のブログは一旦ポートランド話を休憩して別のことを記します。



もう一か月前になりますが、宮の沢にあるインテリアや雑貨のお店インゾーネさんのリニューアルオープンパーティーがありました。



招待制のクローズドなイベントであったためにここで告知することはありませんでした。



インゾーネさんが円山で展開しているインゾーネテーブルさんのフードに寄り添うような形でハードサイダーを提供してきたのです。



あえてハードサイダーでした。ビアセラーサッポロという名で構えて実際はハードサイダーを提供するのです。当然これはビールなのですか?と問われます。いえハードサイダーというりんごのお酒です。ジュースではないのでお車の場合は…。私の天邪鬼感がわかる一コマですが、この回りくどいやり方に強烈なインパクトを植え付けることができると考えています。



正直なところハードサイダーを説明するよりも、アメリカンシードルと言ってしまえば相手にとっての「飲むか飲まないかの判断材料」としての提案は簡単に済みます。



ですが私はあくまでハードサイダーを扱っていると考えているので、回りくどいがわかりやすい呼称よりも、回りくどい会話を挟むことになりますがそれ自体をダイレクトに伝えることを大事にしています。



もちろん文章などですと制限の都合上簡略化してしまう場合もありますが、こういったひとりひとりと対面して紹介できる機会では私はとても回りくどく、無駄にしゃべります。



最近は定義の不確定さは残るものの「クラフトビール」というワードは、こういったイベント時でも高い認知を感じます。なのであえてお店の多様性を示すためにハードサイダーのみをチョイスしました。そしてハードサイダーの存在を知っていただくことを念頭に取り組んだのです。



そしてそのチャレンジは私にとってとても意義のあることであり、そこで得たものは日々の疲れとストレスを吹き飛ばす強力なモチベーションにもなります。



またこのインゾーネさんに出向くことの意義も多分にありました。クラフトビールを飲み物・お酒のカテゴリーだけで捉えていては、私の考える多様な可能性と結びつきませんし、新しい関係性や裾野が拡がりません。なので積極的に別の分野の方々と交流を持つようにしています。



 


その精神で臨むと不思議なもので、お客さんはもちろん企画者側の心も捉えることができるように感じます。



今回のイベントはたくさんの方に興味をもっていただけたと思います。



「人が造ったものを人が届ける」シンプルなことですが今はほとんどが「人が造ったものを他人が届ける」になってしまってます。私は前者ありたいです。



 


無論それを覆すほど圧倒的(うまい・かっこいい)であれば良いかもしれません。みんなどこかでそれを妥協しなくてはなりませんし。自分の興味がないどこかで。



インゾーネさんのバックには住宅メーカーなどの存在もあるようです。私は衣食住で言うと食のジャンルですが、インゾーネさんはまさに住を網羅する存在です。建てることとその中を豊かにすることの両方も提案しており、また食も提案しているのですから偉大です。



そこに我々が関われたことはとても意味のあることです。



私はまだまだ伝え手の一端でしかありませんが、非常に大事な役割だと感じながら努めてます。今できていること、そしてこれからどのようなことができるのか。とても考えさせられたイベントでした。






贅沢なことに生演奏も!
 


ありがとうございました。

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