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2020/11/02/Mon
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FALCON’S BLOG

ファルコンが伝えたいビアセラーサッポロの使い方

どうもファルコンこと森岡です。

これを読んでくれている皆さんはきっとクラフトビールの飲み方ってどうしたらいいんだろう?というビギナー目線から抜け出て久しいのではないでしょうかね。

私も大学生の時から飲んでいたので(週3.4でビアバーに通ってましたよ、ほぼヒグラシでしたが)、もう十年以上経っているわけです。

それくらい飲んできてる人達はどうでしょう?どこかお店のことを考えて飲んでたりしませんか?

例えば、たくさん飲んでくれた方が嬉しいだろうから必ずパイントで頼んでいるとか。

はかしたい品を聞いてオーダーしたりだとか。

一周、二週している人達はそんな感じでお店貢献型の飲み方をしてくれているのではないでしょうか。

かく言う私もそうでして(笑)

しばらく行けてない店とかの人に会うと、最近行けてなくてすみませんって言いそうになります。でも絶対言わないようにしてるんです。

そういう疎遠になっている状況把握のようなことを口に出すとますます足が遠のく気がして。

ま、これは個人的な考え方ですけどね。

で、話は戻って。

クラフトビール飲み始めの頃の感覚は、店側に立っているとどんどん抜けていくので日頃初心を忘れないでおこうと寝る前思うわけです。

要するに人それぞれ味覚も考え方も捉え方も違うわけですから、飲み方・たしなみ方に作法用法はあれど最後は究極自由でいいわけです。

ここからはビアセラーサッポロのことです。

ビアセラーサッポロという場所は飲食店ではなく酒販店をベースとした輸入者直営店です。

結構ブログには書くんですけど、うちのイメージは商店でして。

要望があればあらゆるものを揃えたい。という考え方のもと成り立ってます。

それは商品内容もそうありたいのですが、いかんせんファルコンはセールス下手なので自社輸入のものばかり最近は店頭に並んでます。悪いことでは決してないですけどね。

商品以外のことで、その考え方を反映させてる部分を挙げると…

実は昔120mlのサイズだけで300円くらいで試飲もやってました。

今でもそんなに飲めないんだよねって方にはそのサイズと金額で提供したりもします。

アルコールが駄目な人のために、もしくは気分が違うけど来てくれた人のために常に美味しいコーヒーを用意してます。

今ならご近所オニヤンマコーヒーさんの豆とか福岡コーヒーカウンティさんの豆とか、フグレンのコーヒー豆とか。あ、あとパッセージさんのとかとかとかとか。

何が言いたいかと言うと、私がまさにそうなのですが飲みたい気分じゃないけど味は知っておきたいだとか、気分悪いけどどうしても飲みたいだとか、ちょっと時間潰したいだとか、そういった個人事情があるときにうちの在り方・スタンスは有益なんじゃないかと思うんです。

本当の意味で気軽に1杯からどうぞ、と言えてる気がします。

なんなら飲まなくてもウインドウショッピングだけでもどうぞ、ですから。

だって商店ですから。入ったからには買わないと失礼だとか考えなくていいんです。

知り合いであってもね。

なので自分はオーダー時に絶対パイントしか頼まない人でも1番小さいサイズからシレッと聞きます。

覚えてくれてないって思わせない、気遣いの意味で。それは伝わっていると思います。

来てくれているお客さんに気負われたり、気遣われたりしていることに気付くこともあります。すごく嬉しい反面、これは逆でなきゃプロとしては駄目だなと思ったり。

気遣わせるくらい厳しいコロナの影響はありますけど、どの業界もジャンルも同じですから。来てくれた人がもてなされる側でないとおかしいですもんね。

それを常に実践してくれているのがカウンター内にいる松井さんです。

もともとビアセラーサッポロがファルコン一人でてんやわんやになってることを、最初からもったいないと感じていてくれたようです。

そこのホスピタリティさえ埋まればビアセラーサッポロはもっと良くなると見抜いてくれていた。

お客さんにもそういうように思われていたでしょうから、自力でそこから抜け出ることができなかったところを松井さんに助けてもらいました。

忙しくたって自分がやりたい商いをやらせてもらってるんだから、いくら忙しかったとしてもそこは欠落していたら駄目なんですよね。うん。

でもバランスとるためにちゃんとお休みも多くもらってますから、無理はうちのスタッフさん誰もしてないんじゃないかな。

なので、そんなビアセラーサッポロに来てクラフトビールを自由に飲んで買って見て楽しんで欲しいんです。

ビアセラーサッポロに来たら、きっとあなたは自由を飲んでいる。

長々とありがとうございました。

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