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2020/11/09/Mon
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クラフトビールを届ける輸入者として大事にしたいこと

我々ビアセラーサッポロがこれから新しいポートランドの仲間との取引を開始していく中で、意識を少し変化させて臨もうと思っています。
もちろん決め手の前提として魅力的なビールであったからなのは言わずもがなですが、昨今のポートランド事情を危惧していたことにも起因します。

コロナ禍以前よりポートランドは資金力を持ったところでなければ、新たな場所で何かを始めることが許されないような土地になってしまっていました。

現地の方々が「ポートランドがどこにでもある街になっていく」と嘆いていたのを思い出します。

ポートランドがポートランドたりえるのは、変わり者が変わり者として居続けることができる素晴らしさです。当然ながら陰と陽二つの面がありますが、それでも魅力的な土地でした。

ポートランドのローカルを煮詰めたような面白い場所がたくさんあり、またその歴史も他の都市には真似できないところまで到達していたように感じます。

その街の素晴らしさが遂に表立って取沙汰されるようになってから、人も車も増え続け物価は上昇の一途を辿っていたのです。

そうした中で弊社の取り扱い先の醸造所もかなりの数が閉業しました。すでに開始当初から取り扱いのあるところは片手に収まる程度。

ショッキングなことにオレゴン州最古のブルワリーであったブリッジポートの閉店も起こりました。

我々の中でポートランドはそうした文化を絶やさない土地であり続けるものだと思っていました。変わりゆく中でそれに流されることは決してないと。

ただその波があまりにも激しくなっていたことに我々は気付き、ポートランドと姉妹都市であるここ札幌で彼らの情熱の結晶クラフトビールとハードサイダーを販売させてもらっている身として、手助けできることはないかと常々考えるようになりました。

そしてこのコロナ禍はポートランドのみならず世界中を蝕み、その問題をより難しくさせてしまいました。

ですが我々の仲間であるポートランドのブルワー達は、日本に向けて素晴らしいビールを造ってくれています。
それはポートランドで消費されるビールと一緒に造るついでなどでは決してありません。オリジナルビールをたくさん日本に向けて造ってくれていることからも見て取れると思います。

仲間たちからの紹介で繋がった新しい取引先。
彼らの持つコンセプトと歴史は、気付けず何もできずに手から滑り落ちていってしまった過去の取引先を内包したものでもあると言えます。

これからもポートランドとの関係を大事にしていくために、彼らと手を結んで、今取引している先すべてとの繋がりをより強固なものにしていこうと思いました。

それが今後いくつかご紹介することが叶いそうな新しい取引先との合意に至った経緯です。

好きなポートランドのためだけじゃありません。
彼らはそれでも曲げない信念を大事にモノづくりをしています。閉業することのほうがマシだった。
その思いが持ってきている札幌にも流れ込み、そしてそれがまたポートランドにも返っていく。そうした相互間での作用を持って我々の行うインポートは成り立ちます。

美味しいクラフトビールを持ってくることだけが第一義にあってはならない、そう意識をかえて大事に持ってきて大切に販売をしていこうと思います。

2020/11/03/Tue
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バランスを保つ

どうもファルコンこと森岡です。先日の「ビアセラーサッポロの使い方」の延長で、ビアセラーサッポロの心掛けているバランス感覚について少し触れたいと思います。

クラフトビールに詳しいスタッフが店頭にいるのはとても心強いことに違いありません。

ただ詳しさにも相手をディープな世界に引き込む牽引性を帯びる場合や、砕いて再構築して人に合わせてライトにとどめる場合もあります。

ビアセラーサッポロはクラフトビール入門的なお店でもありたいですし、欲張って通にも認めてもらえる場所でもありたいです。

店頭に立って説明してくれるスタッフは、その求められるどのような形であっても詳細を説明できるようでなければならないと考えています。

幸いなことに我々はチームですから、一人がそのすべてを出来ずとも誰かができる状態ですし、それが出来ないことに悔しさを覚えて身に着けるメンバーばかりです。

ちょっと店自慢みたいになって気持ち悪いですね。

とにかく我々はその柔軟性が必要だと感じてます。それを行うにはやはりプロでいなきゃいけない。

お店に来て喜んでもらうだとか、楽しんでもらいたいというのはそれが出来てからじゃないと提案できないことなのではないか?と思うわけです。

そしてそれがどんな状況で、何を求められているかという判断力も必要になるでしょうね。

そうしたときに柔軟に対応できる知識量や経験、そして適切に臨めるバランス感覚を持っておくことは誰もができることです。

どうも最近クラファンとかでもそうですが、自分たちがやりたいこととして立ち上げたのに、そのメイン部分となるものに支援をしてもらおうとするお店が目立っている気がします。

あるいは流行っていても根幹や軸がないだとか。

その前にできることをやるべきだ。(特になにか見たとか思うところあって書いているわけでないので邪推なさらず笑)

ただここにセンスという要素を加えると残念ながら誰でもできることではなくなります。このセンスって何なんでしょうね?難しい要素です。自分で「センスある」と言い切るとセンスない気もしますし。オーラみたくよくわからない部分なんでしょうかね。

造り手の人ほど持っていてほしい素質ですけど。

なので我々はそういったことを改めて肝に銘じて、今一度真摯にお店をつくりあげていかなくてはならないなと感じています。

と、まぁまとまりもなくバランス感覚に欠けた内容でした。

2020/11/02/Mon
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ファルコンが伝えたいビアセラーサッポロの使い方

どうもファルコンこと森岡です。

これを読んでくれている皆さんはきっとクラフトビールの飲み方ってどうしたらいいんだろう?というビギナー目線から抜け出て久しいのではないでしょうかね。

私も大学生の時から飲んでいたので(週3.4でビアバーに通ってましたよ、ほぼヒグラシでしたが)、もう十年以上経っているわけです。

それくらい飲んできてる人達はどうでしょう?どこかお店のことを考えて飲んでたりしませんか?

例えば、たくさん飲んでくれた方が嬉しいだろうから必ずパイントで頼んでいるとか。

はかしたい品を聞いてオーダーしたりだとか。

一周、二週している人達はそんな感じでお店貢献型の飲み方をしてくれているのではないでしょうか。

かく言う私もそうでして(笑)

しばらく行けてない店とかの人に会うと、最近行けてなくてすみませんって言いそうになります。でも絶対言わないようにしてるんです。

そういう疎遠になっている状況把握のようなことを口に出すとますます足が遠のく気がして。

ま、これは個人的な考え方ですけどね。

で、話は戻って。

クラフトビール飲み始めの頃の感覚は、店側に立っているとどんどん抜けていくので日頃初心を忘れないでおこうと寝る前思うわけです。

要するに人それぞれ味覚も考え方も捉え方も違うわけですから、飲み方・たしなみ方に作法用法はあれど最後は究極自由でいいわけです。

ここからはビアセラーサッポロのことです。

ビアセラーサッポロという場所は飲食店ではなく酒販店をベースとした輸入者直営店です。

結構ブログには書くんですけど、うちのイメージは商店でして。

要望があればあらゆるものを揃えたい。という考え方のもと成り立ってます。

それは商品内容もそうありたいのですが、いかんせんファルコンはセールス下手なので自社輸入のものばかり最近は店頭に並んでます。悪いことでは決してないですけどね。

商品以外のことで、その考え方を反映させてる部分を挙げると…

実は昔120mlのサイズだけで300円くらいで試飲もやってました。

今でもそんなに飲めないんだよねって方にはそのサイズと金額で提供したりもします。

アルコールが駄目な人のために、もしくは気分が違うけど来てくれた人のために常に美味しいコーヒーを用意してます。

今ならご近所オニヤンマコーヒーさんの豆とか福岡コーヒーカウンティさんの豆とか、フグレンのコーヒー豆とか。あ、あとパッセージさんのとかとかとかとか。

何が言いたいかと言うと、私がまさにそうなのですが飲みたい気分じゃないけど味は知っておきたいだとか、気分悪いけどどうしても飲みたいだとか、ちょっと時間潰したいだとか、そういった個人事情があるときにうちの在り方・スタンスは有益なんじゃないかと思うんです。

本当の意味で気軽に1杯からどうぞ、と言えてる気がします。

なんなら飲まなくてもウインドウショッピングだけでもどうぞ、ですから。

だって商店ですから。入ったからには買わないと失礼だとか考えなくていいんです。

知り合いであってもね。

なので自分はオーダー時に絶対パイントしか頼まない人でも1番小さいサイズからシレッと聞きます。

覚えてくれてないって思わせない、気遣いの意味で。それは伝わっていると思います。

来てくれているお客さんに気負われたり、気遣われたりしていることに気付くこともあります。すごく嬉しい反面、これは逆でなきゃプロとしては駄目だなと思ったり。

気遣わせるくらい厳しいコロナの影響はありますけど、どの業界もジャンルも同じですから。来てくれた人がもてなされる側でないとおかしいですもんね。

それを常に実践してくれているのがカウンター内にいる松井さんです。

もともとビアセラーサッポロがファルコン一人でてんやわんやになってることを、最初からもったいないと感じていてくれたようです。

そこのホスピタリティさえ埋まればビアセラーサッポロはもっと良くなると見抜いてくれていた。

お客さんにもそういうように思われていたでしょうから、自力でそこから抜け出ることができなかったところを松井さんに助けてもらいました。

忙しくたって自分がやりたい商いをやらせてもらってるんだから、いくら忙しかったとしてもそこは欠落していたら駄目なんですよね。うん。

でもバランスとるためにちゃんとお休みも多くもらってますから、無理はうちのスタッフさん誰もしてないんじゃないかな。

なので、そんなビアセラーサッポロに来てクラフトビールを自由に飲んで買って見て楽しんで欲しいんです。

ビアセラーサッポロに来たら、きっとあなたは自由を飲んでいる。

長々とありがとうございました。

2020/08/01/Sat
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【お取引再開のお知らせ】この状況下で再会できる喜び

どうもファルコンこと森岡です。
日本同様に新型コロナの影響でアメリカは大変な事態が続いております。
醸造所や飲食店はもうずっと厳しい状況です。

そんな中で缶でお取引をさせていただいていたベースキャンプもクローズするそうで……
現地ポートランドではいち早くアウトドアとクラフトビールを繋ぎ合わせた名醸造所です。

そんなお別れが続く中、久々にコンタクトをくれたとある醸造所が。

オレゴン州のレイクオスウィーゴにあるStickmen Brewingです。

Stickmen Brewingは2012年にポートランド郊外のLake Oswegoでオープンしました。
オーナーのTim Schoenheitはよく日本に出張があったこともあり、Stickmenのコンセプトは居酒屋と焼き鳥屋からインスパイを受けました。
色々な食べ物を串に刺すことで単品で楽しめる料理の提供とクラフトビールの掛け合わせのイメージです。
ビールはいつも20種類以上をオンタップ。フラッグシップ、シーズナル、エクスペリメンタルも自らの醸造所で造り上げます。

ここはファルコンが初めてポートランドに行った際、お取引の打ち合わせを兼ねて招待していただいた思い出のあるブルワリーです。
オレゴンらしくとっても自然豊かで広々とした敷地にブルワリーとレストランが併設されていました。
レストランは屋外まで続き、眼前には湖も広がっていて打ち合わせというよりリゾート地に羽を伸ばしに来た気分になったことと、二日酔いの気持ち悪さを抱えていたことが鮮明に蘇ります。


屋外レストランの風景



二日酔いで1種類あたりこのくらいの量がテイスティングで出てくるっていうね

実はアメリカンな食べ物を食べていなかった旅だったのでいかにもなメニューもいただきました

上記のようにこの醸造所の初めのコンセプトはなんと「焼き鳥」でした!Stickmen & skewerと銘打っていたようです。訪問した4.5年前当時はすでにそのコンセプトを変更しておりましたが、その名残でカウンターには焼き鳥用のグリルマシーンとお客さんに飛ばないようにクリアボードが打ち立てられていました。

彼らがそういうコンセプトで目指した最終地点は、なんと日本のビアフェスに出ること!そしてもっと言うと志賀高原のスノーモンキービアライブに出店することが目標だと言っていました。

そしてこの打ち合わせの後すぐにお取引を開始させてもらい、まずは樽で入荷しました。その後650mlボトルでも。

古くからのお客さんなら覚えている方もいらっしゃるのでは。
その後650mlのボトル需要も減っていき、また我々のインポートするビールの転換期を迎えていたことからお取引が疎遠になっていきました。

それからおそらく3年ほどは経ったかと思います。ついこの前彼らの方からメールがあり、缶を造り出したけど興味はないか?という旨のものでした。

率直に嬉しかったです。樽やボトルで再開する気は残念ながらありませんでしたので、こちらからコンタクトをとることはない状況となっていました。ただ缶となれば別です。
この新型コロナが猛威を振るう中で樽の販売は厳しいですが、缶のラインアップが増えることはショーケースの彩りを増やしてくれる面でも、コストの面でも、そしてお客さんの選択肢としてもとても有益です。

まずは三種の355缶が届きます。是非皆さんに手に取っていただきたいですね。

後に473缶も来ます。そこにはFボムというファルコン由来のビールも……(ファルコナーズフライトというホップメインなだけです)

焼き鳥屋さんは絶対買ってくださいね!(笑)
某焼き鳥屋QさんやBさんなど……(イニシャルトークとみせかけてそのまんま)

2020/05/17/Sun
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暗中模索

どうもファルコンこと森岡です。
ひっそりと12時から19時までの営業ではありますが店内飲食を再開しております。

今ビールの販売や提供においてどのような変化が起きているかと言いますと、圧倒的に樽での消費が落ちていてエンドユーザーまで届くかたちでの瓶や缶での販売が伸びているのが実態です。

伸びているといっても樽の効率と利益には遠く及ばず、それを労力と時間を要するボトル詰めにシフトする形で多少は補えているという状況ですね。

我々のようなインポーターは買って運んで販売させていただいている側ですが、それを用意しているブルワリー側には頭が上がりません。ましてや人員削減も余儀なくされているこのタイミングでそうなっているのです。

ただこういった状況を転機と捉えて新しい形をトライできるだけのピースは揃ってきている気もします。ものづくり補助金や金利の少ない借り入れが可能な今、缶詰機の存在がますます重要になってきているように感じますね。
ただそれを好機という意味合いで捉えることができない状況が続くことは残念でなりません。


宣伝感も強くなってしまいますが、上記のようにこの事態が続いている最中、元に戻ることを何もせず待つよりは新しいやり方に関心を持つことも大事な一手だと思いますのでこのツインモンキーズのカニングマシーンをご紹介します。

我々のように飲む側の人達にも缶の良さをどんどん広げていかなければなりません。

アルミ缶リサイクルの観点からも、遮光性に関しても、その軽さをとってみても非常に有益です。味に関してはビアセラーサッポロで購入してくださったことのあるお客さんならわかっていただけているはずですね。決して樽と缶に優劣などないということを。
もちろんボトルにはボトルの特性はありますから否定してはいません。ただ重量の観点から送料が上がってしまうこととお持ち帰りのお客さんにとってはその重さが本数を絞るネックとなってしまいますね。

おいしいビールや飲みたいビールは無数にあるわけですから、難しいとわかっていながらもなるべく皆さんにそれらすべてを知ってもらいたい。となるとその理屈でいくと缶の軽量さは魅力的なわけです。

この流れが生まれて日本国内でもクラフトビールの醸造所が缶詰めにトライできるような日が来ることを願います。そしてそうなっていけるように我々も邁進してまいります。

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