どうもファルコンこと森岡です。先日の「ビアセラーサッポロの使い方」の延長で、ビアセラーサッポロの心掛けているバランス感覚について少し触れたいと思います。
クラフトビールに詳しいスタッフが店頭にいるのはとても心強いことに違いありません。
ただ詳しさにも相手をディープな世界に引き込む牽引性を帯びる場合や、砕いて再構築して人に合わせてライトにとどめる場合もあります。
ビアセラーサッポロはクラフトビール入門的なお店でもありたいですし、欲張って通にも認めてもらえる場所でもありたいです。
店頭に立って説明してくれるスタッフは、その求められるどのような形であっても詳細を説明できるようでなければならないと考えています。
幸いなことに我々はチームですから、一人がそのすべてを出来ずとも誰かができる状態ですし、それが出来ないことに悔しさを覚えて身に着けるメンバーばかりです。
ちょっと店自慢みたいになって気持ち悪いですね。
とにかく我々はその柔軟性が必要だと感じてます。それを行うにはやはりプロでいなきゃいけない。
お店に来て喜んでもらうだとか、楽しんでもらいたいというのはそれが出来てからじゃないと提案できないことなのではないか?と思うわけです。
そしてそれがどんな状況で、何を求められているかという判断力も必要になるでしょうね。
そうしたときに柔軟に対応できる知識量や経験、そして適切に臨めるバランス感覚を持っておくことは誰もができることです。
どうも最近クラファンとかでもそうですが、自分たちがやりたいこととして立ち上げたのに、そのメイン部分となるものに支援をしてもらおうとするお店が目立っている気がします。
あるいは流行っていても根幹や軸がないだとか。
その前にできることをやるべきだ。(特になにか見たとか思うところあって書いているわけでないので邪推なさらず笑)
ただここにセンスという要素を加えると残念ながら誰でもできることではなくなります。このセンスって何なんでしょうね?難しい要素です。自分で「センスある」と言い切るとセンスない気もしますし。オーラみたくよくわからない部分なんでしょうかね。
造り手の人ほど持っていてほしい素質ですけど。
なので我々はそういったことを改めて肝に銘じて、今一度真摯にお店をつくりあげていかなくてはならないなと感じています。
と、まぁまとまりもなくバランス感覚に欠けた内容でした。