どうもファルコンこと森岡です。
日本同様に新型コロナの影響でアメリカは大変な事態が続いております。
醸造所や飲食店はもうずっと厳しい状況です。
そんな中で缶でお取引をさせていただいていたベースキャンプもクローズするそうで……
現地ポートランドではいち早くアウトドアとクラフトビールを繋ぎ合わせた名醸造所です。
そんなお別れが続く中、久々にコンタクトをくれたとある醸造所が。
オレゴン州のレイクオスウィーゴにあるStickmen Brewingです。
Stickmen Brewingは2012年にポートランド郊外のLake Oswegoでオープンしました。
オーナーのTim Schoenheitはよく日本に出張があったこともあり、Stickmenのコンセプトは居酒屋と焼き鳥屋からインスパイを受けました。
色々な食べ物を串に刺すことで単品で楽しめる料理の提供とクラフトビールの掛け合わせのイメージです。
ビールはいつも20種類以上をオンタップ。フラッグシップ、シーズナル、エクスペリメンタルも自らの醸造所で造り上げます。
ここはファルコンが初めてポートランドに行った際、お取引の打ち合わせを兼ねて招待していただいた思い出のあるブルワリーです。
オレゴンらしくとっても自然豊かで広々とした敷地にブルワリーとレストランが併設されていました。
レストランは屋外まで続き、眼前には湖も広がっていて打ち合わせというよりリゾート地に羽を伸ばしに来た気分になったことと、二日酔いの気持ち悪さを抱えていたことが鮮明に蘇ります。
屋外レストランの風景
二日酔いで1種類あたりこのくらいの量がテイスティングで出てくるっていうね
実はアメリカンな食べ物を食べていなかった旅だったのでいかにもなメニューもいただきました
上記のようにこの醸造所の初めのコンセプトはなんと「焼き鳥」でした!Stickmen & skewerと銘打っていたようです。訪問した4.5年前当時はすでにそのコンセプトを変更しておりましたが、その名残でカウンターには焼き鳥用のグリルマシーンとお客さんに飛ばないようにクリアボードが打ち立てられていました。
彼らがそういうコンセプトで目指した最終地点は、なんと日本のビアフェスに出ること!そしてもっと言うと志賀高原のスノーモンキービアライブに出店することが目標だと言っていました。
そしてこの打ち合わせの後すぐにお取引を開始させてもらい、まずは樽で入荷しました。その後650mlボトルでも。
古くからのお客さんなら覚えている方もいらっしゃるのでは。
その後650mlのボトル需要も減っていき、また我々のインポートするビールの転換期を迎えていたことからお取引が疎遠になっていきました。
それからおそらく3年ほどは経ったかと思います。ついこの前彼らの方からメールがあり、缶を造り出したけど興味はないか?という旨のものでした。
率直に嬉しかったです。樽やボトルで再開する気は残念ながらありませんでしたので、こちらからコンタクトをとることはない状況となっていました。ただ缶となれば別です。
この新型コロナが猛威を振るう中で樽の販売は厳しいですが、缶のラインアップが増えることはショーケースの彩りを増やしてくれる面でも、コストの面でも、そしてお客さんの選択肢としてもとても有益です。
まずは三種の355缶が届きます。是非皆さんに手に取っていただきたいですね。
後に473缶も来ます。そこにはFボムというファルコン由来のビールも……(ファルコナーズフライトというホップメインなだけです)
焼き鳥屋さんは絶対買ってくださいね!(笑)
某焼き鳥屋QさんやBさんなど……(イニシャルトークとみせかけてそのまんま)