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2017/09/30/Sat
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FALCON’S BLOG

めぐり合わせ ~Coalition BrewingとHobo Brewing~

どうもファルコンこと森岡です。
ポートランドで面白いめぐり合わせがありました。それはそれは心躍る不思議なめぐり合わせでした。

ファルコンの今回のポートランド旅の目的は、インポーターとしても意義や意味を実際に見出してくることでした。それはつまりただポートランドという素晴らしい土壌で生まれたビールやハードサイダーを「持ってきているだけ・売っているだけ」では終わらせたくなかったからです。
もちろん何も考えず「ただ」やっているつもりはありませんが、何と言いましょうかより説得力を持たせたいという意味合いですね。
それに触れたお客さんが感動してもらえるよう、あるいはその光景を見たいがために常に店舗にいるように心がけておりますが、一方で日本国内の造り手側へのおこがましい触発誘導になればという思いもあります。

それはとても贅沢な考え方ですが、実現させてくれる場所にビアセラーサッポロはなりつつあるのだなと実感することができました。

ビアセラーサッポロ当初から取り扱っているCoalition Brewingというポートランドの醸造所があります。

Coalitionの意味は堅苦しく記すと結託・連携・提携・合同・連立などです。二人のオーナーにより営まれているためこの名がついています。
ただここからのエピソードはHOBOブルーイングの川村氏と一緒だったからこそ巡り合えたと言えます。
なんとそのCoalitionのオーナー二人は元々互いが互いにHobo Brewingという名でいつか醸造所を興したいと考えていたらしく、たまたま出会ったその二人が同じ名でやろうと考えていたため、これは二人でやるしかない!と共同で始めることになったそうです。
ただ数奇なことに、カリフォルニアにその名を冠したブルワリーがすでに存在していました。彼らはロゴもオリジナルグラスも用意しましたが、断念して現在のCoalitionという名を選んだのです。

それを数奇な出来事で終わらせなかった一人の男がポートランドに降り立ちました。川村洋平氏です。今回は残念ながら即興でコラボレーションとはなりませんでしたが、次回は絶対に!ということでお別れしてきたようです。
川村氏の名刺をみた時向こうはとても興奮していたようでした。例のお蔵入りになったグラスなども譲り受けたそうです。こういっためぐり合わせに立ち会えるのは幸せですね。


(その光景自体は私が帰国した後なのですが、訪れた際はアポなしだったこととタップルームが閉鎖中でした)

現地と地元を繋げる、造り手と造り手を繋げる、そしてそこで生まれたビールやサイダーを伝える。私の役割と喜びはここにあるのだなと実感しました。よくビール造りたいとか思いませんか?と言われるのですが私の性分として人と人の間に入ることが好きなので、やはりビアセラーサッポロというところが天職なのかもしれません。

ああ、ビールはアート。そして人の歩みもまた芸術的で……いっそどちらにも惹かれ続けましょう

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