業者様
ご案内
2019/03/13/Wed
MAIN STORE
MAIN STORE

クラフトビールを飲むこと、語ること、伝えること

クラフトビールを飲むこと、これは誰にでもできるように見えて案外そうでもないと思います。
まず扱っているお店と縁がないまま過ごすと飲む機会はないですよね。
そしてそもそもアルコールが好きじゃないならなおのこと接触機会はないです。アレルギーの問題もあります。グルテンアレルギーや酵母のアレルギーなんかもあって常飲はできないという人もいます。

お金があって、アレルギーもなくて、たくさん飲めて……そんな飲み手の人からすると飲むことのハードルは比較的低いかもしれません。だから数あるビールの中から吟味して選んで味わってみて、好き嫌いの意味でそうでもないなって思ってもそこまで痛手ではないでしょう。

ただ我々提供側はなるべくそういう思いをしてもらわなくていいように寄り添わなくてはなりません。それに際して必要な知識や勉強は、ビールの先進地域アメリカの動向を見ていたら常に意識していなくてはならないものだと感じます。

実は今とってもシリアスでシビアな感覚を持っていて、これをどう広く色んな人に伝えていこうかと悩んでいる最中です。
クラフトビールを語るということについてです。もっと言うとクラフトビールが飲める場での話題の第一位がクラフトビール自体であることに対して、少し自らの力不足を感じています。美味しいビールを片手に別の話題に終始しているっていうシーンをつくるってのが実はここ最近での身近な夢です。

つまり、それにあたっては好き嫌いは人それぞれですから、まずは第一にビールを最大限の状態で提供できる努力は惜しまずいた上で、お客様ひとりひとりの要望や気分に少しでも合わせた形で一緒に選んで渡すことができれば……そうすればあるいは一杯目に「美味しいね」の一言で始まって「でさぁ、昨日あったことなんだけどね、」ってな感じに各々好きな話題の渦巻く空間に出来たら素敵だなと個人的に感じだしてます。
愚痴を言っちゃいけないと思っている人もいるのかな?と思います。全然愚痴っていいですから。不快にさせる悪口などはちゃんとファルコンシャットアウトが入りますからご安心を。

クラフトビールは背景が面白いものも多いので、やはり商品の説明をしないだとか、ビールについての話をさせないっていうこととはニュアンスが違います。なんと言いますか詳しい人しか発言権がない空間に自ずとなっていってしまう感じをなくしたいなと。意図してそういう場にすることはもちろんあります。ただ初めてのお客さんにとって難しい空間にはしたくないなと。

今まで空間づくりに関しては自信があっただけに、省みずに見過ごしてしまっていたことに気付きました。
求めていない人を巻き込んでしまう話題というものは必ず存在します。ましてやクラフトビールのお店である以上皆さん絶対見るし飲むし関わることですからクラフトビールの話というのは絶対強者であり逆らえないものです。もちろん当たり前ですが皆さん興味あるので飲んでいますから話が嫌だ聞きたくないっていうこともそれはそれであり得ません。
ただ必ずしもその時に一番優先される話題かどうかは人それぞれです。求める人には求めるだけ、求めていない人には違うことを振るということ。これはマニアックなアイテムを扱っている店にとってはより注意していかなくてはならないことなのかもしれません。

プロの方々にとってそれは当たり前のことかもしれませんが、ビアセラーサッポロのシステムとファルコンだけでそれを賄っていくのは現状厳しくって。ほったらかしのお店になってしまってますが、熱はちゃんとあるんです。だからファルコンが二人いれば楽だなと思ったり。それがあやのの存在だったりしたのですが、今はまたひとりに。

でもあと少しで強力な助っ人がやってきます。ビアセラーサッポロ本店にそういったことをすべてカバーできて、あたたかくて優しい方が立ってくれます。大阪からの助っ人です。自らのお店をここ札幌でつくり上げるまではビアセラーサッポロに在籍してくれて、その想いを紡いでくれます。

松井さん待ってます!

2019/01/12/Sat
MAIN STORE
INFO

[新規取り扱い醸造所] Ruse Brewing 初上陸!

どうもファルコンこと森岡です。
昨日から新しく取り扱いを始めたルーズのご紹介。今はオールウォークスというアンバーラガーを繋げています。まずは彼らの簡単な紹介から。

Ruse Brewingはポートランドのクリエイティブコミュニティと文化から生まれた職人のブルワリーです。
彼らはクラフトビールはアートだという考え方よりも、アートを具現化するとき最も適しているものがクラフトビールだったという捉え方をしています。
彼らのビールはスモールバッチで美味しく、狙い通り正確に造り上げます。ローカルなアーティストやミュージシャンと手を組んで、アートのコンセプトやイベントのビールと芸術のマリアージュを試みています。Ruseにとってインスパイアの源泉がコミュニティにあるので、できるだけサポートすることは自らのクリエイティビティを養うことにも繋がるのです。

Ruseの名物はStargazerとSuburban BrettというImperial Yeastというポートランドにある酵母屋と発見したイーストです。そのイーストは普通のブレット(野生酵母)よりも珍しいことはもちろん、よりバランスがいいセゾンなどを造れるんだとか。

Ruseの専門はワイルドエールとIPAですが、スタイル関係なくあらゆる表現やアプローチにチャレンジする精神をもっていますので、今後更なる高みへと昇っていくことでしょう。

オーナー1人のShaun Kalisはホームブルーイング経験を経て、Old Market & Pub Breweryで大きいシステムを勉強してからブルーイングをスタートさせました。彼の長年の趣味は音楽で、夢は好きなビールとライブの場所を設けることでした。それが原動力となり遂に2018年にRuseが誕生します。(それまではファントムブルワリーとして活動してました。ショーンさんはその先でもう1人のオーナーデヴォンさんと出会ったのです。)

もう1人のオーナーブルワーDevin Benwareは以前Brannon’s Brew Pubのヘッドブルワーで、彼のセンスもRuseで存分に光っています。

ルーズのヘイジーIPAは2018年のオレゴン・ビール・アワードで金賞をとっています。あのグレートノーションを抑えてのゴールド獲得により、華々しいデビューを飾りました。

今ホップが前面に出たタイプのビール一辺倒になっていると思うんです。でも流行ってるからあえて飲まないという姿勢ももったいないです。天邪鬼になるなら別方面の魅力を引きずり出しながら提案していかないとダメかなと。反対するだけして代替案が存在しないみたいなただの毛嫌いのような感じでは何も動きませんよね。

このRuse Brewingの特色はオリジナルの酵母にあると思ってます。派手なHazy IPAも本当に美味しいんですが、ホップに対抗するあまり麦ばかりに目がいってないかな?と思ってました。カウンターが麦だけになってないかと。ですがこうやってオリジナルの酵母という売りがある醸造所の存在は、もう一つの要素である酵母の存在を改めて気付かせてくれます。

樽ではこれから続々と開栓予定ですが、缶とボトルでも月末に2種ほど到着いたします。お楽しみに!!









2018/12/24/Mon
MAIN STORE
INFO

遅いクリスマスプレゼント?早いお年玉?

いつもビアセラーサッポロをご利用いただき誠にありがとうございます。今年は大丸百貨店3階にも新しい店舗が出来まして、スタッフも増えました。新しいビアセラーサッポロの使い方を皆さんに提案し続けてこれたかなと思っております。
一足早いご挨拶ですがまた来年もどうぞよろしくお願いします。

南1条西12丁目の本店は12月28日までの営業で1月4日からの再開。大丸は1月1日以外は全日営業です。

さて題名にもあるように若干中途半端なタイミングにて目玉商品の到着です。おそらく着日的には本店は間に合わず大丸店での販売になるかと思います。
年明け本店でも僅かに販売が可能かと思われますが、是非とも年末年始お早目に大丸店にてご購入いただきたいと思います。

それがこちら
バイアグラビールです(注:そんなスタイルはありません!ジョーク!)

そしてギルガメッシュのヘイジーIPAも同着予定です!!こちらコスパ最強ヘイジーなので見逃しないように!
年越しに、そして年明けにどうぞ!!!

2018/11/30/Fri
MAIN STORE
INFO

遂に届いた新しいビールたち!

いや~実際に開けて飲んでみると、びっくりするほど味がキープされていました。最高の気分で販売スタートできましたファルコンこと森岡です!

クラフトビールを知り、飲みだす人が多くなってきているかもしれないなと思う状況の中で、このような手軽で状態の良いものの流通はリピーターを生む役割を担ってくれますね。自分の手元を離れてしまうものでも十分に味だけでその魅力を伝えてくれる存在です。

皆さん缶ビールに対して抵抗があるようですね。まだまだボトルの方がおいしい、だとか樽生の方が美味しいという認識の方が強いようですが、それはこの缶たちを飲んでもらえばわかることなのでああだこうだ言いません!

コンセプトやモットーみたいなものは前回前々回のブログにしるしたので割愛しますが、そういったさらっと流してしまいがちなディテールにもクラフトビールならではの面白さや小憎らしさがあります。


“地球のオレゴン州ポートランド産”

2018/11/17/Sat
MAIN STORE
INFO

新しい取引先のご紹介②

どうもファルコンこと森岡です。
本日の札幌は意外に冷え込みましたね。ちょっと油断したらこの寒さですからね。お昼は全然でしたが今はとっても冷え込んでます。
まぁ田舎の放射冷却現象育ちなので慣れたもんですけどね、太陽の裏切りには。

ということで昨日に引き続き新規取り扱い先ご紹介第二弾!

昨日同様ポートランドの醸造所です。エチケットが特徴的でゲームバーとかに置いてほしいな、と勝手に思っていますが。

【ゲームオンは初回入荷樽のみです】

とっても見た目がキャッチーですよね。
こちらの三種も昨日のブログ内容同様まず樽が先にきます。ゲームオンに関しては初回タイミングが合わずに入荷見送りになってしまいました。是非次は持ってきたいと思います!

ということでまずはこのLevel Beerを簡単にご紹介!

2016年にGeoffrey Phillips、Jason Barbee、Shane Wattersonの3人がLevel Beerを立ち上げました。テーマは「バランス」。バランスあるライフのためにバランスあるビールを造る!をモットーにしてます。

オーナーたちはクラフトビールのベテラン。彼らは若い子供を育てているので、ワークライフバランスをとることが難しいと知っています。ビールによってお客さん、スタッフ、ひいてはコミュニティのワークライフのバランスを良くするのを目標にしています。できるだけ良質で、革新的で、バランスのとれたビールを目指し、優しいブルワリーとタップルームで、家族に楽なスペースとスタッフに楽な会社づくりを頑張っています。

Level Beerはノースイーストポートランドの2エーカーにブルワリー、テイスティングルーム、グリーンハウスガーデン、屋台、アウトドアゲームありのアウトドアスペース、ホップフィールドなどがあります。

メインブルーイングシステムは20バレルで、2.5バレルパイロットシステムもあります。そのためエクスペリメンテーションとイノベーションがよくできます。

Geoff Phillips「ジェフ・フィリップス」(オーナー)
2006年にポートランドの有名なBailey’s Taproomというビールバーを開きました。2013年にそのビルの2回にThe Upper Lipも開業。さらには2016年にBrewed Oregonのクラフトビールグッズショップもオープン。遂には同年2016年にLevel Beerという一番ワクワクが詰まった場所を生み出しました。

Jason Barbee「ジェイソン・バービー」(オーナー、ブルワー)
ネイティブオレゴン州の人で、大学で生物学、生化学、分子生物学を勉強しました。大学生の時にホームブルーイングを始め、2007年にDeschutes Portland Pubで本格的なブルーイングを開始。2014年にDeschutesから出て、Ex Novoのヘッドブルワーになりました。そして今彼はLevel Beerで更なるワクワクを生み出しています。

Shane Watterson(シェイン・ワテルソン)(オーナー、ブルワー)
第六世代のオレゴン州の人。2006年にホームブルーイングを始めて、2007年にDeschutes Portland Pubで本格的ブルーイングを始めました。2010年にAmerican Brewers GuildのIntensive Brewing Science and Engineeringプログラムを卒業。その後Laurelwood Brewingに入りました。その6年後にブルワーからブルーマスターに昇格。彼もまたLevel Beerにワクワクを持って日々臨んでいる一人です。

読んでもらうとわかるようにパッケージから想像する色物ではありません!
素晴らしい面々が揃いもそろって遊んでいるという感覚でしょうか?(だって次回くるビールのコンセプトとか名前とか公共の場では宣伝できんすもん……)

とにかく、エチケットでクラフトビールビギナーも取り込んで、飲ませてみて深みまで誘わせる!そんなことができそうなビールです!

お土産にも良さそうですよね!
缶の販売は今月末からの予定です!どうぞよろしくお願いいたしますー!

MAIN STORE

DAIMARU SAPPORO

HARAJUKU

未分類

ARCHIVES