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2020/03/13/Fri
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新規取り扱いブルワリーのご紹介 – ZOIGLHAUS ゾイグルハウス –

どうもファルコンこと森岡です。
久々の新規取り扱いブルワリーご紹介。

その名もゾイグルハウスブルーイング!

どんなビールが届くかも重要なことかと思いますが、まずはこの醸造所と取引開始にいたった経緯を述べていきたいと思います。

私ファルコンがゾイグルハウスを知ったのはオ州酒ブログの記事が最初でした。(リンクはこちらhttps://www.oshuushu.com/single-post/2017/02/12/街づくり%EF%BC%86自家醸造を応援するポートランドのブルワリー

簡単にブルワリーの概要を説明しますと……

「Zoigl」というブルーイングシステムは中世にヨーロッパの里で始まりました。その里は今ドイツと呼ばれています。
Zoiglの文化は公共のブルーハウスで市民がビールを造って、それをもって家で隣人と食べ飲みすることです。
バイエルン州の五つの小さな里でZoiglの文化は未だ楽しめます。
そしてそれに今はポートランドでも……。
Zoiglの文化をポートランド流に解釈したZoiglhausで楽しむことができます。

ほうほうゾイグルハウスってそういう意味ね!ってなってくれたところで進みます。

日本にいる時点でゾイグルハウスを知った私はポートランドに次行ったら飲んでみよう!と考えてました。

ゾイグルハウスにたどり着く以前にあらゆるところで彼らのビールを目にしました。スーパーでボトルを買ってお土産にもしました。
中でも一番インパクトがあったのがゾイグルハウスのゴーゼでした。酸味はほどほどに、ややバニラ感もあり、夏だったので最高の飲み口に感動したことを覚えております。

結果的に旅の中ではそのゴーゼが№1でした。

それ以来ポートランドではどんどんジャーマンリスペクトが大きくなり、どこのブルワリーも裏オススメはピルスナーなどになっていって、ひとつのブルワリーでピルスナーでテイスターセットが組めるようなところもあったり。
今はさらにそれが進化してイタリアンピルスナーなども流行ってますね。これもジャーマンピルスナーやボヘミアンピルスナーありきなのですが、要するにドイツなどではホップをあとから投入して香り付けするなどの工程はあまりとりません。その分イタリアなんかではガンガン使うようなのでヨーロッパ産のホップをそのように使った香り高いタイプのピルスナーをイタリアンピルスナーと呼んでいます。
うちの取引先はオレゴン州のみですから、言ってしまえばハイブリットなオレゴニアンイタリアンピルスナーってな具合です。本店でも大丸店でもカルミネーションのイタリアンピルスナーが少し前まで繋がってましたね
ちなみにうちの定番になって久しいレッツプレイ!は柑橘感が強いアメリカンホップを香り方面で爆発させたピルスナーです。

こんな具合にたくさんのピルスナーがポートランドの醸造所にあふれていったわけなんですが、やっぱり自分はその中でもゾイグルハウスのピルスナーやケルシュスタイルが好きでした。

ゾイグルハウスはジャーマンスタイルしか造らないわけじゃないです。ヘイジーも造りますし。
軸があるので他のスタイルをチャレンジすることがブレにならないんですね。ビール最大の武器トライ&エラーを有意義に繰り返すことでどんどん良いビールを生みだしていって、その中で自分たちが飲みたいものとお客さんが求めているものを共存させるという。

完全にポートランドのレンツという地域に根差したポートランドのブルワリーなわけです。
もしポートランドもののラガーを飲んでみて感動を覚えたことがあるなら、このゾイグルハウスのビールも召し上がっていただきたい。

そんな思いをもとにファルコンたっての希望で今回このブルワリーとお取引させていただくことになりました。
なんでここのを?となれば美味しいからというシンプルな答えですが、現地で飲んだあのゴーゼをいつか扱いたいからということに尽きます。残念ながら今回は叶いませんでしたが、また夏ごろにはあるいは。

こちらのビールは3月末にはお披露目ができるかと思います。その際はまたアナウンスさせていただきますね。ビール詳細もそのときに。

なんでかドイツのモチーフのものに目がないことにふとこれを打ち込んでいて気付きました。
映画なら「善き人のためのソナタ」、お洋服なら「フランクリーダー」、最近引っ越して揃えた調理器具もドイツものでしたね。
ビールもゾイグルハウス!とみんなに思ってもらうためにもこれからもちょこちょこプロモーションさせてもらいます!
ではまた!

2020/02/21/Fri
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ファルコンの静岡ビール旅行記② 浜松オクタゴンブルーイングと掛川ファームブルーイング編~

まいど!ファルコンこと森岡です。まいどやで!

とーっても遅くなりましたが静岡旅行記浜松掛川編です。
もちろんオクタゴンブルーイングさん掛川ファームブルーイングさんの話にはなってくるのですが、正直なところマジ感謝な個人がおりまして。この旅で掛川ファームの高宮さんという存在が私にとってとても大事な人になりました。
実際にこの旅のあとも東京でお会いしてまた飲んだりもしたくらいです。

静岡という土地にたどり着いて、その土地の人びとの素晴らしさ、ホスピタリティに感激しっぱなしでしたが、ひと際それを感じたのが高宮さんでした。

私はまず広い広い静岡を舐めていたことを存分に反省しなければならないことになる第一の移動をすることとなります。
沼津クラフトさんから高宮さんの待つ浜松のオクタゴンブルーイングさんへ向かうことに。

ウサインボルトの親戚にあたる新幹線での移動にも関わらず、仮眠ができてしまうほどの時間をかけてようやく浜松に到着です。

そして私は雨が降るなか高宮さんを待たせてしまったうえにオクタゴンブルーイングさんではない近くの違うお店に入ってしまうのです。
ただそこはやっぱりお店の人に失礼にあたりますのでお食事はできませんでしたが、それぞれ一杯ずつ注文をしてサクッと飲み干していいお客さんの振りをして店をあとにしました。

ショーペンハウアーの言葉でこんなものがあります。
「我々は他の人たちと同じようになろうとして、自分自身の4分の3を喪失してしまう。」

私はこのお店のいいお客さんになろうとして自分自身の財産の4分の3を喪失してしまったのです。(使い方間違ってます)

そして高宮さんに迷惑をかけてようやく一緒にたどり着いたオクタゴンブルーイングさん
そこでは事前に伺っていた熊本のウィッチクラフトさんとコラボ醸造の最中でした。
実はオクタゴンブルーイングさんもウィッチクラフトさんもお取引先でしたので、お忙しい中ではあったと思いますがご挨拶とお土産をお渡しすることができました。そうしましたらなんとウィッチクラフトさんからも熊本の銘菓をいただきまして、こんなんなんぼあってもいいからね的な、なんともありがたい嬉しい贈り物に感謝しつつ、醸造中のビールについて伺いました。

オクタゴンブルーイングさんではお茶を使ったビールなど静岡らしいラインナップを、非常におしゃれな店内で楽しむことができました。高宮さんとビールの話、業界の話、個人的な話、いろいろとさせていただき、そこから次はお近くの掛川にいざ参らんという流れに。

オクタゴンブルーイングさんの滞在はわずかでしたが、その後も弊社で輸入のビールをお取り扱いいただけたり、ウィッチクラフトさんに関しましても熊本のビアバー全体に掛け合っていただき弊社のビールを多数ご購入いただきました。自社ものと並べる形でお取り扱いいただけること、これだけ選択肢も多くなっている中で、選んでもらうのは僅かですが伺うことができたから、お会いすることができたからだとも感じています。

さてついに高宮さんの所属する掛川ファームブルーイングに伺うことに。その道中、駅内にあるお土産屋さんで餃子を買おうと企みました。浜松餃子です。それを横目に高宮さんは名物らしい甘いものをたくさん買ってました。餃子をビアセラーサッポロに発送手配した後、高宮さんからそのお菓子をプレゼントされたのです。高宮さんが個人的に好きなお菓子らしく。
ウィッチクラフトさんもそうでしたが、そういったビール以外の食べ物飲み物をもらうことでその方々の文化もそうですし、好きなものを知ることができますよね。これって私みたいなポジションで営業などもさせてもらっている者からすると、嬉しいお土産以上の贈り物になるんです。ヒントも転がっていたり。日々是なんちゃらなりです。

そうして辿り着いた掛川ファームブルーイングさんのお店バケツヒアさん。ここでは弊社が輸入しているビールだけでなく、オリンピアプロビジョンズのソーセージまで定番ものとして扱ってもらってるなり。
実は掛川という地は札幌がオレゴンのポートランドと姉妹都市であるように、オレゴンのユージーンという地域と姉妹都市を提携しているんです。ブルワリーでいくとニンカシとかが有名です。オレゴン大学もありますので留学していた日本人の方も多数ご存知お馴染みの地域だと思います。

ビアセラーサッポロがオレゴンのビールを扱うことのとっかかりとして姉妹都市であることを挙げることがありますが、掛川でオレゴンのビールが繋がることも同様のことが持ち出せるわけです。

掛川ファームブルーイングさんはベルジャンスタイルを多く造ります。それはブルワーさんの修行先がベルジャンスタイルに準拠していたからでもあり、高宮さんも何を隠そう長い間新宿のベルギービールのお店にいらっしゃった方ですので、その精通具合はものすごいわけです。

そして極めつけはオーナーさんがアパレルの業界に精通していること。この部分、私は非常に重要視していて、グッズがどうだとかじゃなく、単純に見せ方のうまさやブランディングが初めからすごいあるわけなんですね。

例えばですが、そういう業界からこのビール業界に新規参入してきたところがあったとして、もちろん味や品質の部分ではまだ手探りの状況で美味いわけではないかもしれません。でもパッケージのセンスやブランディングは初めから心配がなく、クラフトビールを飲んだことがない人が手にとる要因のひとつとしてやはりエチケット買いがあると思うのですが、それは意外と磨き用のない方面に思うんです。
ただブルワリーを立ち上げた以上は向上していくのがある種当たり前ですし、そうあらなきゃいけないと思いますので後々味の評価をあげていくことになる気がします。だって見せ方にこだわる人達は自分たちの造るものが美味しくないとなるとそんなことは許せないはずですから。中身のない空っぽなものを売りつけるのはブランディングとかではなくてただの詐欺だと思ってます。自分たちのやりたいことをしていて、それがそんな風に見えちゃうことは堪えられないでしょう。

と、ちょっと脱線しちゃいましたが、掛川ファームブルーイングさんは各人がそれぞれのスキルをいかんなく発揮している最高の例の一つだと思いました。

それぞれ得意分野があると思いますが、何にどれだけ時間を使ったか、というところでの長所の伸ばし方を「ビールを造ること」だけに充てている人しかいないのは危うくもあると思います。それは素晴らしく職人的でかっこいい側面ももちろんあるので否定ではありません。
どっかの漫画家さんかアニメーターさんだったかが、研究とか座学として得たものをリアルに応用することは意外と難しい的なことを言っていたように思います。もはや何も言ってないに等しい引用ですみませんが。
要するに実学的な取得に勝るものはないという感覚ですね。
自分はビールだけじゃなくて他のお酒、そして他のジャンルにも精通している人がやっていることやものが好きなんだと思います。かっこよく感じるのはそういう方向性のものなんだと。

掛川ファームブルーイングさんのチームワークを見ていてそのそれぞれのバランスの良さに、+秀でたところの掛け合わせの絶妙さに「こりゃやられた!」となったことを今でも覚えています。

そして高宮さんの存在は、ビアセラーサッポロでいうところの私のポジションに近いわけでして、果たして自分にこのホスピタリティはあるのだろうか?と少し焦った記憶もありますね。

札幌のクラフトビールシーンも賑わいを見せていますが、圧倒的に醸造所の数が少ないと思いませんか?ビアバーはあれど醸造所が少ない。
この札幌という土地に、中心部にそれができたとして、それが掛川ファームブルーイングみたくいろんなことに目を向けてきた・向けている人たちが関わったとしたら、きっとすごいセンセーショナルなブルワリーになると思います。

私はそれを静岡で見てきました。そして高宮さんという方と会って、それは自分たちでも踏み込んでいかなきゃいけない領域だと感じたのでした。

ではその次の日の沼津再訪リパブリューさん編は別の機会に。また。

2020/02/21/Fri
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能動的エポックメイキング

どうもファルコンこと森岡です。
昨日お店を長く続けることに関して長々と記しました。
今こうして自分たちやお店があるのも人のおかげだなぁと思うことがつくづく多くなりました。

そうなる努力をしてきたから、あるいはそういう人たちだからじゃない?というありがたいことを言っていただいたりもするのですが、私は少し違うことを考えてしまいます。

このあいだ鎌倉からゲストを迎えておこなったイベントで聞けたことが、ここにきてしみじみと染み渡ってきています。
それはブルワリーの話ではなく、ワイナリーの話をしていた際に飛び交ったやりとりの中にありました。

たくさんの仕込みが可能なビールと違って、年に1回の仕込みしかないワイン造りは相当な気合が入るのでは?という疑問に対して、「ワインを造ることは土地を選んでブドウを植えて育てることまでなんだよ」というハッとさせる一種の答えが飛び出しました。
もっと言うとその土地を選ぶことまでしか自分たちの意思が介在する余地がないと。
天の恵み、大地の恵みによるところが大きくて、自分たちの気合は時に空回りしてしまうみたいです。

私たちが5年前に電車通り沿いのこの場所にお店を構えることになったとき、明白な理由があってこの場所を選びました。
それは当時の私には及びもつかなかった発想のもと構想が練られていたわけですが。
私を誘ってくれたオーナーの青木は、倉庫機能を持った広さであること・雪の多い地域において優先的に除雪が行われるであろう市電通りの路面・それにより契約できる格安運送会社の存在・市内の飲食店さんに配達ができるようにある程度市内全域を狙える場所、という部分に基準を置きこの場所を選びました。

周りになにがあるのか、という部分はあまり気にしませんでした。
しいていうなら病院が多いので災害時には電力の復興がいち早く見込めること。冷蔵庫を保有しているためにそれは重要でした。つくづくこのお店はビールファーストにできていて、まず冷蔵室が窓を遮り店内に日の光が入りません。更に蛍光灯ではなくLEDなのでビールの劣化からできるだけ遠ざけるつくりをしているんです。

そういった意味からビールの倉庫「ビアセラー」という名前がつくことになりました。

私たちがいわゆるエポックメイキングをすることができたんだとしたら、今いろいろとイベントなど取り組んでいることよりも、口先だけでなくクラフトビールの本当の意味での普及を目指してこの場所にビアセラーサッポロという場所を生みだしたことだと思っています。

このお店による能動的エポックメイキングはそれにつきると思ってます。だからそのワインを造ることの発想・考え方を聞いたときじんわりと馴染んでいく言葉に感じたんです。

そうなると今の我々を動かしているものは何か?今できていることの感謝はどこに向いているのか?
ほかならぬお客さん、ひいてはこの札幌にいる人たち、ご近所さん、観光で来てくれる人たちによって我々は突き動かされているのではないかと。それらすべての人たちに感謝をしています。

正直なところ若い時はそんなこと微塵も思ってませんでした。口先だけで感謝を伝えていましたし、うわべだけだったように思います。

例えば事あるごとに集大成として挙げる札幌とポートランドの姉妹都市提携60周年記念ビール企画や、大丸百貨店にできた2号店の存在、誘っていただける数々のイベントなど、それらは私たちの独力では決してなく、受動的エポックメイキングだと思っています。エポックメイキングとまでいうと大げさですかね。

でも決して流されて今を生きているわけではありませんから。そこは安心してくださいね。私も常に最高値を更新しながら、好奇心の向くままに、成長していくための努力は怠らないよう頑張りますし頑張っています。

言うことが毎回変わる人って信用できないかもしれませんが、好きなビールなんですか?って聞かれて毎回新しいものに更新されている人って例外だと思ってます。よくよく考えたら意外と信用できますよね。知らないものを常に試している中で最上のものを見出しているはずですから。その上で揺るぎない№1があるもよし。更新している人が最上ということでは決してないです。

ショーペンハウアーの言葉でこんなものがあります。
「誰もが自分自身の視野の限界を世界の限界だと思い込んでいる」

私はこの言葉の通りでした。でもそれに気付いても未だにそうでもあります。ただ少し、こうしてこのビアセラーサッポロという場所にいることでその世界の限界は拡がり続けているように感じてます。

マジ感謝

(どうでしょう最後の言葉で全部台無しになってますでしょうか。ショーペンハウアーを出した後にマジ感謝って言葉のインパクトはすごいですよね。言葉ってすごい。ではまた)

2020/02/20/Thu
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お店を長く続けるということ

どうも。ファルコンこと森岡です。
ご近所のスープカレー屋の暁さんが長いお休みを終え、再開いたしました。まだまだリハビリ営業というような状況でしたがひとまず良かった!

年末に奥さんが足を怪我し、復帰後たて続けに店主が入院という形でした。
自分たちが替えのきかない存在としてお店を成り立たせていること、商売をしていること、そしてそれを続けていること。とても儚いものなのかもしれませんが素晴らしいものなんだと改めて思います。

お二人に最大のリスペクトを込めて「おかえりなさい」&「これからもよろしくお願いします」

そして新しくうまれるお店も。

僕らの仲間である通称も本名も「四郎」がお店をオープンさせました。次男なのに四郎おめでとう。
稲住公園駅から歩いて10分くらいにある名店「アニバーサリー&アメリカママ」というお菓子屋さんの上にできました。
1階のそのお店は何を隠そう四郎のおやじさんのお店です。もうとっても長くやっているお店で、自分も大好きなお菓子がたくさんあります。

『スパイス料理と酒 Knot.』是非近くの方や通った方はお立ち寄りくださいな。クラフトビールももちろんおいてますから。

そしてまた自分の古くからの知り合いづてで繋がった方のお店も近々オープン。
『咖喱食堂PACE』さんです。こちらにもクラフトビール置いてもらいます。東区北10条東8丁目2-5ニュー札東ビルの1Fですよ。

スパイシーな夜が続きますねぇ。

そうそう今週末は大阪に行って、24日には阿倍野でカレーとビールのイベントをしてきますよ。札幌からはビアセラーサッポロがビール係として、ハラッピ、スパイスの穴ムジナ、ニシジルシがカレーを持ち込み参戦。大阪で迎え撃つは堕天使かっきー、印華香飯、桃谷江川です!去年やったイベントの強化版ですね。楽しみで仕方ないです。

その次の日は一日中ビール屋さん巡りをしてきます!是非大阪で乾杯しましょう。

さてさて、私たちビアセラーサッポロも次のフェーズに入ることになりそうです。
ビアセラーサッポロという場所は飲食店さんへの販売もしている我々輸入者にとってみますと、エンドユーザーに行きつくところですから非常に大事な場所です。
人手が足りなくて接客が不十分だった時期もありました。これからもそうならないとは言い切れません。だけど周りのお店やお世話になっているお店を見ていると、負けてられないな!って思いますね。勇気も沸きます。

やりたくてやっているとしても、やらされているように見えるお店っていうのはあると思います。そう見せないことも大事ですし、そういうのを引き出させない客側になることも時には必要ですし。

コンビニでもスーパーでも店員さんとしてじゃなくて一人の人間として触れ合うことができたら、きっと見え方も見せ方も変わっていくんだと思います。

長く続いているお店ってそれが挨拶の時点で成り立っていたりしますよね。
「いらっしゃいませ」というワードじゃないとかそういうことじゃなくて。そうであってもマニュアル的じゃない声のトーンとか。
私情のせいで態度が良くないこともあるかもしれません。切り替えようがないことだってあります。
大目にみることも時には必要かもしれませんね。機嫌が悪いビールやワインを味わうときのようにね。

まぁただ自分は商いをしている以上は万全の接客をしなきゃ!派です。
じゃなかったら来る人をしっかり選ぶか、お金はもらわずホームパーティーでも開いている方がいい。
なんだか八代亜紀みたいな締めの言葉になってしまいました。また。

2019/11/22/Fri
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ファルコンの静岡ビール旅行記① 沼津クラフト編~

ぐび、ぐび!どうもファルコンです!

今週の月曜と火曜の店休を利用して静岡に行ってまいりました。

初の静岡ということもあり、土地勘があまりない状況で飛行機をとり、アポをとりスケジュールを組みました。
その結果とてつもない反復横跳び具合になってしまったのです。

まずは到着後沼津が第一目的地なのにもかかわらず、静岡空港に降り立ちました。富士山静岡空港です。
まったくもって富士山のことを考えていなかったファルコンはこの空港名をみても一向に富士山を探そうとしませんでした。
のちの移動時に眼前に現れ、圧倒されるわけなのですがそれはまた別のお話。

さて、電車に揺られて沼津にゆっくり移動をすることに。向かうは沼津クラフトさん。第一目的地です。
事前に曽根田さんに連絡を入れておりましたが少し遅れが出てしまっていたのでお詫びのメール。
電車内でメールを打ち終わると眼前に富士山が!!
はい、別のお話と区切っておいてすぐに出てくるというポンコツ叙述。
やっぱり大きいし素晴らしい形をしていますね。それを眺めながら生活したり方角の指標にできるっていうのは静岡や山梨の人たちの特権でしょうね。

沼津駅に着くと突風!しかしぬくい!ひたすらぬくいです。札幌から来たものにとっては最高に気持ちの良い風でした。ドライヤーのCOOLを使っている気持ちよさ。
いくら新幹線を使ってもスケジュールがタイトー(電車でGOの会社ね)でしたので、沼津駅からタクシーで移動。勉強不足だった運転手さんに沼津クラフトさんのことをあれこれ説明しておくという地元への貢献を果たしました。

そしてようやく到着!沼津クラフトさん!

風がビュービューと吹いているのは沼津港だからいつもなのかなと思ったらこの日は特別強かったようです。

まず挨拶をしてご案内をしていただいたのが、沼津クラフトのブルワーでもあり、そこを間借りしてファントムブルワリー「一騎醸造」としての活動もしている阿久沢さん!
ご丁寧に設備やモルト・ホップのご説明をしていただきました。ここのビールがクリーンである所以を知ることができて満足。
話は少し脱線して、私ファルコンと一緒に行ったパートナーがイギリスに3年ほど住んでいたのですが、その話題になったとき阿久沢さんもイギリスに住んでいたということが発覚。開店前の併設タップルームで素晴らしくクリーンなビールたちをいただきながら、イギリスのパブ事情やマズいと言われ続けているイギリス料理の変遷とその脱却の様子に触れてもらいました。

このタイミングでメールでいつもやりとりをさせていただいている曽根田さんが登場!
本当にいつもご丁寧にお返事をいただきますし、今回のアポに対しても即返信をいただきました。改めてありがとうございます。
勝手に札幌から沼津に送り付けたお土産ビールも大変喜んでいただき、その延長で札幌のクラフトビール界の話・沼津のクラフトビール界の話・ポートランドのビール界についてという流れで楽しくお話させていただきました。



その際中でこれまた運命的に、以前アイブリューさんにいらっしゃった荘さんご夫婦と沼津にて初対面を果たします。どうも札幌にいらっしゃったときはビアセラーサッポロ本店がお休みのタイミングだったようです。荘さんのご実家埼玉の台湾四川料理東華楼もとっても行ってみたいところです!次会うときはご実家で!

そうこうしているうちにオーナーの片岡さん登場!ベアードビールさんにいた片岡さんはスタート時からそのクオリティの高いビールを造り続けていました。機材の関係でうちのオーナー青木と繋がって以来、ビアセラーサッポロでも開栓させていただきました。今回のこの旅で味わったビールをまた扱わせていただこうと考えております。
更に進化していたESB、そしていつまでも飲み続けたくなるクリームラガーこの2つは必飲です。豊富なシーズナルもさることながら造るビールのスタイル配置的バランスの良さが光っていました。

そして前述しましたファントムで仕込まれている一騎醸造さんのビールもちょうど繋げていただき味わうこともできました。
麹を使ったビールをいただき、これまた完成度の高さを体感いたしました。外国からのお客さんも一石二鳥的に楽しめる味わいでしたよ。美味しかったのでこちらのブランドからもビールを送ってもらおうかと思います!乞うご期待!


写真は左から片岡さん、阿久沢さん、一人飛ばしてべっぴんさんと言いたくなるところをこらえて荘さん!

初日の目的地、まだ一つ目です。ここから反復横跳びと自称する移動をしていくことになります。
まだまだ書き足りないですがここで一区切り。

改めて沼津クラフトの皆様ありがとうございました。そしてプライベート旅行のつもりが出張的な内容になったのに快く付き合ってくれたパートナーにも感謝です。ありがとう。

では次回もお楽しみに!

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