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2017/10/03/Tue
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MIZUKI'S BLOG

Yマーケット再入荷しました

こんばんは。くりちゃんです。
ファルコンさん、ポートランドから無事に帰国して一安心ですね。
報告記事、わたしも楽しみに待っています。

ビアセラーサッポロは主にオレゴン州ポートランドのビールを取り扱っておりますが
国産のクラフトビールも少し置いています。

今回、再入荷したのはこちら

Y.MARKET BREWING (名古屋)
session I.P.L AVB:4.5% IBU:55.3

軽やかでドリンカブルなセッション・インディア・ペール・ラガー!

国産ボトルは少量の入荷ですので、お早めに。

札幌はもうすっかり寒くなってきましたが、夏とかわらず、ご来店お待ちしております・・・

2017/10/01/Sun
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ありがとうコモンズブルワリー

どうも。ファルコンこと森岡です。
ちょっと古い話をします。

ビアセラーサッポロが始動する頃、ある1つのブルワリーとの取引が決定しました。
2014年から日本国内でも知る人ぞ知るブルワリーであったThe Commons Breweryです。
ボトルのみの輸入でしたが、その喜びは計り知れませんでした。決してビールとしては安くない値段ですが750mlのサイズ感とシックなエチケットは贈り物などとしても選ばれやすく、我々にとってもお客様にとってもどこか特別なブルワリーであったかと思います。

ビアセラーサッポロが仮営業を始めたのは2014年12月11日でした。ショーケースくらいしかまだ整っておらず、簡易サーバーで樽生は提供していたのです。その時からすでにコモンズのビールはならんでいました。


仮オープン時のスカスカショーケース。大瓶ばかりの入荷でした。

定番もののセゾンビールであるアーバンファームハウスエールをはじめ、軽めの乳酸を感じるマートルというビールや、ハイビスカスなど数種の花が入ったダークセゾンと呼ばれるフルールドゥフェルムなどなど。ビール初心者にはびっくり仰天な味わいが多数あり、その穏やかなエチケットをいい意味で裏切ってくれるラインアップばかりでした。

そのようなビールをこれまでずっと札幌で当たり前のように取り扱うことができたことを誇りに思います。

そのコモンズが年内に一旦クローズしてしまいます。その場所にはビアセラーサッポロでも馴染みのありますモダンタイムスが入る予定です。
つまり今回のポートランド訪問が私にとって最後のコモンズ訪問でもありました。
Hobo Brewing川村氏とも絶対に行こうと決めていた場所のひとつであり、我々が輸入しているブルワリーの中でも価値の高いものであると認識してました。

そして実際に再訪してみてそのクオリティの高さと熱量にただただ圧倒されたのです。もうすぐ閉めるからというテキトーさは一切感じられず、逆に輝きを増していたように思います。
飲むビールひとつひとつにそれを感じ取ることができました。
我々は普段からビールの情報や背景を飲んでしまっているきらいがあります。それは時に大事なことですが、「飲む」と「テイスティング」の境を取っ払ってしまい気軽さとの同居を難しくしてしまうこともしばしばありますよね。

このコモンズというブルワリーではビールを注ぐ人の姿を見ただけでどういう思いで提供しているか、飲んだだけでそれがどれだけ丁寧に造られたものなのか知ることができます。グラスを傾けることで一気に喉を通って液体は下に向かい、魂は心に流れていくかのように、たったそれだけの行為でそれらが理解できるように感じるのです。

ですから余計な言葉もいらないのかもしれません。「美味しい」という言葉や「すごい」という一言がゲップの代わりのようにただこぼれ落ちるだけでした。
それをその場の人にどう美味しいか伝えるのが無粋に思えてくるほどです。それは気難しく飲むことを未然に予防してくれますし、ある人にとってはつまらないビール談義などに至りません。
なのでただひたすら残念に思いました。なぜここがクローズしてしまうのか。資金繰りの問題でいかんともしがたい状況の中、こうして魂のこもったものを造り続けている精神にいたく感銘を受けました。

そしてそんな中やや不謹慎ですが良いビールを飲んでいると気持ちは上向いてくるもので、クローズのことは忘れて楽しくいただきました。良いビールは話も弾むものです。きっとコモンズ側も悲しんで飲んでもらいたいわけではないですものね。それもまたビールを飲むことで気付かされるのでした。
ビールはやはり生き物なんでしょう。

私にできることはこのコモンズの魂を伝えてまわること。そのビールをよりいろんな方に触れてもらうことです。
「Gather Around Beer」はコモンズのコンセプトであり信念です。ビールが人を繋ぐ力を信じ続けている彼ら。


この写真を撮っているときに、ちょうどコモンズを購入してくださったお客さんが「一番リピートしていたビールなのに残念だなぁ~」とおっしゃいました。我々の業界はリピートしてもらうことが非常に難しいと感じています。それを叶えてくれるビールの1つであることを改めて実感しました。

ありがとうコモンズ。もう少し一緒にいてね。
あ、そうそうその魂を受け継いでいる日本人ブルワーがいると前書きましたが、ついに始動しました。ビアセラートウキョウが動き出します。
https://www.facebook.com/beercellartokyo/

2017/09/30/Sat
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めぐり合わせ ~Coalition BrewingとHobo Brewing~

どうもファルコンこと森岡です。
ポートランドで面白いめぐり合わせがありました。それはそれは心躍る不思議なめぐり合わせでした。

ファルコンの今回のポートランド旅の目的は、インポーターとしても意義や意味を実際に見出してくることでした。それはつまりただポートランドという素晴らしい土壌で生まれたビールやハードサイダーを「持ってきているだけ・売っているだけ」では終わらせたくなかったからです。
もちろん何も考えず「ただ」やっているつもりはありませんが、何と言いましょうかより説得力を持たせたいという意味合いですね。
それに触れたお客さんが感動してもらえるよう、あるいはその光景を見たいがために常に店舗にいるように心がけておりますが、一方で日本国内の造り手側へのおこがましい触発誘導になればという思いもあります。

それはとても贅沢な考え方ですが、実現させてくれる場所にビアセラーサッポロはなりつつあるのだなと実感することができました。

ビアセラーサッポロ当初から取り扱っているCoalition Brewingというポートランドの醸造所があります。

Coalitionの意味は堅苦しく記すと結託・連携・提携・合同・連立などです。二人のオーナーにより営まれているためこの名がついています。
ただここからのエピソードはHOBOブルーイングの川村氏と一緒だったからこそ巡り合えたと言えます。
なんとそのCoalitionのオーナー二人は元々互いが互いにHobo Brewingという名でいつか醸造所を興したいと考えていたらしく、たまたま出会ったその二人が同じ名でやろうと考えていたため、これは二人でやるしかない!と共同で始めることになったそうです。
ただ数奇なことに、カリフォルニアにその名を冠したブルワリーがすでに存在していました。彼らはロゴもオリジナルグラスも用意しましたが、断念して現在のCoalitionという名を選んだのです。

それを数奇な出来事で終わらせなかった一人の男がポートランドに降り立ちました。川村洋平氏です。今回は残念ながら即興でコラボレーションとはなりませんでしたが、次回は絶対に!ということでお別れしてきたようです。
川村氏の名刺をみた時向こうはとても興奮していたようでした。例のお蔵入りになったグラスなども譲り受けたそうです。こういっためぐり合わせに立ち会えるのは幸せですね。


(その光景自体は私が帰国した後なのですが、訪れた際はアポなしだったこととタップルームが閉鎖中でした)

現地と地元を繋げる、造り手と造り手を繋げる、そしてそこで生まれたビールやサイダーを伝える。私の役割と喜びはここにあるのだなと実感しました。よくビール造りたいとか思いませんか?と言われるのですが私の性分として人と人の間に入ることが好きなので、やはりビアセラーサッポロというところが天職なのかもしれません。

ああ、ビールはアート。そして人の歩みもまた芸術的で……いっそどちらにも惹かれ続けましょう

2017/09/30/Sat
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ポートランドに行ってきました

どうも!ファルコンこと森岡です。
1週間ほどポートランドに行ってきました。
もちろんビールとハードサイダーがメインでしたが、今回はそれ以外にも色々なものに触れてきました。

時間のある時に取り扱いのブルワリーを一つ一つ紹介していきたいと思います。
旅は一人ではなく、ビアセラーサッポロではおなじみのファントムブルワリーHOBOブルーイングの川村氏と一緒でした。
一緒に行くからには何かできないかなと企画してポートランドに向かったわけですが。

その詳細はまた後日ということで。

ポートランドは7割が雨と言われています。そんな中ほぼ一滴も雨に触れることなく過ごせました。前回も同じように最終日以外すべて晴れでした。
そんなポートランドでは雨のことをこう呼ぶそうです。

「リキッドサンシャイン」

直訳すると液体の日光ってところですが、雨が多い地域での独特でかっこいい表現ですよね。
小説家など様々な肩書を持つジョージ・バーナード・ショーが「Whisky is liquid sunshine」と記したそうですが、ポートランドではそれが雨。ではビールは何に例えられるのでしょうか?

私と川村氏だと、ただの大喜利合戦になってしまうのでした……

2017/09/23/Sat
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pokpok

おはようございます。クリタミズキ(くりちゃん)です。

土曜と日曜はお昼12時からオープンしています。
お散歩のついでにふらりと寄ってくださいね。

今朝つなげた樽

Gilgamesh Brewing
<pok pok> ポクポク 
シャンディガフをイメージして作られたビール。
ルバーブとビネガーが使われていて、ほんのり甘く、しっかりお酢の味がします。健康ドリンクみたいで、おもしろいです。

残念ながらボトルでの販売はありませんので、樽がつながってるうちに是非飲んでみて下さい。



ダンボールかわいいですね。

それでは本日もご来店お待ちしております。

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